【薬局経営】薬機法改定後の調剤薬局【一包化ワンドーズ】

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事務によるワンドーズはどこまで可能か

薬機法が改定され「一包化されたものをお薬カレンダーにセットすることは事務でも可能」と2019年4月の薬機法改定で明確化されました。

また「※当該業務を行う者が、判断を加える余地に乏しい機械的な作業であること」とも定義されました。

この「※当該業務を行う者が、判断を加える余地に乏しい機的な作業であること」という文脈から解釈をすると、機械が行なっていることは事務でも可能という解釈も出来ます。

うちの薬局はタカゾノのイーサー(情報はこちら)も使っていますが、一般には分包機にプチプチと薬剤師が薬を入れていくのが一般的でしょう。

薬を補充するのは事務が行っても良いのか?

納品済みの薬剤を棚に入れることは事務でも行って良いと認められました。では薬剤師管理のもと、機械にバラの錠剤を補充する行為はどうでしょうか?

これは新たなグレーゾーンとなるでしょう。

例えば、薬剤師が補充する入れ物と薬剤を確認し事務が入れ物に薬剤を入れる場合は認められるのでしょうか。

また、分包機のトレーに薬剤をプチプチと落とす行為は事務でも可能なのでしょうか?

前述した「※当該業務を行う者が、判断を加える余地に乏しい機械的な作業であること」に当てはまるとしか思えません。もちろん責任を取るのは指示した(調剤した)薬剤師にあります。

以前からありましたが、分包機の上にカセットの棚がついていて、半自動分包機にする事が出来ます。棚に入っている薬剤は自動で出てきますが、棚がない薬剤は、今まで通りトレーにプチプチと撒いていきます。

この分包機の弱点は分包機の上にあるカセットの棚に数の限りがあるという事です。概ね40カセット前後あるので、頻繁にワンドーズする薬剤しか棚を作る事ができません。カセットを作り替えようとするとお金がかかってしまいます。

しかしユヤマの分包機(情報はこちら)だとフリーのカセットが5個あります。このフリーのカセットというのは、40種類のカセットにない薬剤があった場合、その都度薬剤を登録する事で、その薬剤がカセットから自動で払い出されるという優れものです。

上の40種類のカセットの中に1つも錠剤の種類がなかったとしても5種類以内であれば薬剤師がトレーにプチプチと撒かなくても自動で分包する事が出来てしまいます。

さて、この分包機を使った場合、薬剤師監修のもとカセットに薬剤を補充する行為は事務が行っても良いのでしょうか?

これもグレーゾーンになると思います。

しかし、今までのように薬剤師が分包機の前で付きっきりでトレーに薬を撒く時間を考えれば、こちらの方がより患者さんに時間を取る事が出来る様になるのは明らかです。

今後、調剤料の点数が減らされていくのは目に見えて明らかです。調剤は機械の力を使って、機械+事務の力を借りて薬剤師が自分の責任を持って指示を出す。という業務にシフトしていかなければ調剤薬局は生き残っていけないでしょう。

分包された物を確認するのは今まで薬剤師の仕事でした。しかしこれも今回の薬機法改定で「1包化した薬剤の数を数える行為」が認められましたので、きちんと分包されているかどうかを確認するのは事務の仕事になります。

ここで問題となってくるのが老害薬剤師の存在です。必ず1店舗に1人は「事務さんなんかに任せられません。間違っていたらどうするのですか?」と。

この老害薬剤師を説得するのが1番の難関かもしれませんね。また事務も「そんな責任のある事やりたくありません」という方も出てくるでしょう。また後で書く機会があるかも知れませんが、事務にもレベルの段階を付けて、分包したのを確認出来るようになったらレベルアップで給料もアップとすれば、皆さんやる気を出してくれるかも知れません。

薬機法改定後の一包化の調剤(まとめ)

薬機法改定後の一包化は、薬剤師が薬剤とカセットを確認後事務がカセットに補充、またカセットのないものは事務がトレーにプチプチと薬を撒く、分包されたものは事務が薬の数を確認して調剤にカゴを回す。

というような流れになるでしょう。

今後の薬剤は調剤業務においては

  • 処方せんの内容確認
  • 相互作用の確認
  • 重複投与がないかの確認

に集約されるでしょう。

その他の調剤業務は事務と機械に置き換わっていくものと考えられます。現在は計数調剤を頑張ってやっている薬剤師が多いと思いますが、今後は計数調剤は自分でやるものではないという認識を持っておかないと老害薬剤師になってしまいます。

お互い時代の流れに乗り遅れないように注意しましょう!

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