タケキャブ錠 2017年最近のDI

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タケキャブ錠の勉強会に参加してきました。

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逆流性食道炎の治療では初期治療で胃内PHを高くしたほうが再発率が低い。


タケキャブ錠は投与初日から胃内PHが7に達するまでの時間が4時間、7日間投与後では胃内PHが7に達するまでの時間が2時間と効果が現れるのが非常に早い。他のPPIでは投与1日目では胃内PHが7に到達せず、7日間投与後にやっと胃内PHが7に到達するようになるようです。比較試験ではタケキャブ錠とオメプラール錠で比較をしたようですが、タケキャブ錠を服用していた患者のほうが明らかに逆流性食道炎の再発率が低かったという結果が出たそうです。

CYP2C19遺伝子型がEMを持つ患者さんにはPPIが効きにくい。


CYP2C19遺伝子型EMを持つ患者さんはPPIの効き目が悪いそうです。PPIを4週間投与しても内視鏡検査で治癒がみられない患者さんがいるようです。この中の何人かはCYP2C19を持っているようですが、CYP2C19を持っているとPPIの分解が促進されてしまうとのことでした。いちいち患者さんの遺伝子型を調べることは診療上無理なことなので、効かない可能性があるPPIを使うよりも、全員にタケキャブ錠を使用すれば問題はなくなる、とのことでした。

またPPIの服用後完全に良くなっていないと感じる患者さんが30%、すぐに効果が現れなかったと感じていた患者さんが23%おり、全体で6割近くの患者さんがPPIの逆流性食道炎の治療に不満を持っていることが分かっているようです。この背景もあり、タケキャブ錠の開発をはじめたようです。

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タケキャブ錠20mgは基本4週間まで。


タケキャブ錠20mgは基本的に4週間まで、もし4週間以上出ていて、先生から何のコメントもない場合は疑義照会をしたほうが良いとのことです。

8週間まではタケキャブ錠20mgを服用できます。

流れとして、タケキャブ錠20mgを服用開始→4週間後に内視鏡検査→治癒の場合はタケキャブ錠10mgで維持療法、未治癒の場合はさらに4週間タケキャブ錠20mgを服用、という流れになります。以前からのPPIと同じですね。門前薬局の場合は先生との取り決めで、8週まで疑義照会しないで良い、とか4週超えたら疑義照会してくれ、とか決めておけば無駄な疑義照会を減らすことが出来ます。