デベルザ錠 体重は何Kg減る?

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デベルザの体重減少は平均3㎏前後が多い

デベルザ錠の勉強会に参加してきました。他のSGLT2阻害薬との違いや、特徴などの話しを聞くことが出来ました。


患者さんがSGLT2阻害剤を飲み始めてから、だいたい3ヵ月後に体重が3Kg位落ちていることが多いことが発売後の調査で分かってきました。そして不思議なことに3ヶ月以降はそのままの体重を維持している患者さんが多いそうです。この3Kgは今まで他の糖尿病薬を飲んでいた患者さんにSGLT2阻害薬を追加したり、SGLT2阻害薬に変更した場合の患者さんに多くみられるようです。

糖尿病の治療が初めての患者さんなどは、3Kg以上落ちるかたも多く、中には3ヶ月で10Kg以上体重が落ちた患者さんもいるようです。初めての治療の場合は糖毒性なども改善されることと、利尿作用でむくみが取れたりするなども合わせて効果が発現するので、痩せやすいのだろうということでした。

デベルザ錠の半減期は5.4時間である

デベルザ錠の半減期は他のSGLT2阻害薬に比べて、半減期が短いという特徴があります。この半減期が短いという特徴は、デベルザ錠を朝服用することによって夜間の頻尿を抑えられるという利点があります。デベルザ錠を飲み始めた患者さんで日中のトイレの回数の変化は1~2回程度トイレの回数が増えたかたが多く、夜間のトイレの回数は増えなかったという患者さんが多かったようです。

また半減期が短いことにより、夜間の空腹時の低血糖の副作用が起こりにくいという特徴もあるということでした。

この半減期が短いという特徴は逆に考えれば、効きが悪いということになりますので、糖尿病の初期段階での治療にはデベルザ錠は有効であり、安全性も高いのではないかと思いました。

デベルザ錠はSGLT2への選択性が高い

デベルザ錠はSGLT2への選択性が高く、SGLT1に比べ2900倍選択性があるそうです。この選択性が高いということはSGLT1での糖の再吸収が抑制されにくいため副作用の低血糖が起こりにくくなるということでした。

これも悪く言えば薬の効きが悪いということになってしまいます。

デベルザ錠はHDLコレステロール値を上昇させる

以前のフォシーガ錠の勉強会で聞いたように、デベルザ錠も脂質に影響を与えるようです。デベルザ錠を飲み始めた患者さんでHDLコレステロールの値が上昇する患者さんが多くみられたようです。なぜHDLコレステロールが上昇するかは分かっていないようですが、尿中へのグルコース排泄による代謝変化によってHDLコレステロール値が上昇すると考えられているようです。

参考文献

デベルザ錠 まとめ

デベルザ錠は比較的軽症の糖尿病の患者さんに使うには良い薬剤と感じました。効果は少ないかもしれませんが、副作用の心配があまりないのと、夜間頻尿がないということでQOLもあまり阻害しないような感じがあります。

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